お庭を見てその人を感じる…響き合うココロ

友人のお母さんが亡くなられ、葬儀を担当させていただくことになった。

お花が大好きで、ガーデニングが趣味だと聞いていた。

友人からは、お母さんが最期まで気にかけ大切にていた庭のお花や草木を使って式場空間を作って欲しいとオーダーをもらっている。

お母さんが亡くなる前日まで、庭を眺めていたウッドデッキからお庭を見せてもらった。

どんなに大切に手をかけてきたのか、お庭を見ればすぐにわかる。

プロデュースチームの相棒、フローリストのはづきさんが言う。

「こんなに風が通るお庭で、草木がさやさやと風にゆれているのに、お花が傷つかずに綺麗なんて、感動です。

こんな風には普通じゃ育てられないです。才能ですね。」

はづきさんは、その庭の一つ一つの花や草木から、お母さんの手仕事を感じている。

お母さんがどんなに手をかけていたのか、わたしには見えていないところまで、はづきさんには見えているのだ。

嬉しそうなお母さんの笑顔が浮かぶ。

お母さんとはづきさんのココロが触れ合い、響き合う音が聞こえたような気がした。

たとえ、生前に会うことがなかったとしても、ココロが深く響き合うことはできるのだ。

わたしの中でますます生と死の境目がなくなっていく。

お母さんを今私たちは、とても近くに感じています。

●プレイヤーズマーケット

わたしたちは、冠婚葬祭人生のあらゆるセレモニーをプロデュースさせていただくプロフェッショナルチームです。

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